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2005年度 神奈川県社会人サッカーリーグ観戦記もどき

01/29【1部・2部入れ替え戦】GSFC Cobra vs かながわクラブ

保土ヶ谷サッカー場スタンドの風景1週間前に降った雪が残る保土ヶ谷公園サッカー場。スタンドには選手の家族や両クラブのジュニアチームの選手など100名を超える人たちが集まりました。

Cobaは2部総合3位決定戦で勝利し、この入れ替え戦への出場権を獲得しました。対戦相手は1部10位のかながわクラブ。どちらも勝てば来季1部、負ければ2部です。

試合開始。両チームとも固さはなく、最初から選手もボールもよく動いています。お互いに積極的に自分たちのペースに持ち込もうとしているようです。

かながわクラブは中盤に大きな選手を配してボールを落ち着かせ、そこから左右へ展開します。両ウィングの選手は単純なサイドアタックばかりではなく、交差するように中央に切り込んでシュートを狙ったり、背後に空いたスペースを利用したりと気の抜けない攻撃を見せています。

Cobraも中盤を支配されないように早めにプレスをかけてボールを奪い、得意のドリブル&パスで小気味良くボールを繋いでかながわクラブゴール前へ攻め込んでいます。どちらも何度か決定機がありましたが、GKの好セーブやオフサイドの判定などで無得点のまま試合が進んでいます。

Cobra先制ゴール前半も残りが少なくなってきた40分。Cobra中盤からの長めのスルーパスがかながわクラブDFの間を抜け、サイドでそれを待っていた選手がタイミング良く飛び出してゴールへ蹴り込み、Cobraが先制。

リードして前半を終えたいCobraですが、ロスタイムに追い付かれてしまいました。チャンスの数は両チームとも変わらないので、どちらが得点してもおかしくない流れでしたが、Cobraにとってはもったいない失点です。

後半。前半同様にはじめから動きのある展開です。先に主導権を握るのはどちらかと見ていたら、かながわクラブが中盤で奪ったボールをシンプルに繋いで追加点を奪いました。後半開始から5分ほどです。Cobraは前半ロスタイムと後半開始直後というもっとも気をつけなければいけない時間帯に続けて失点してしまいました。Cobraは若いチームながらこのような場面をしっかりと持ちこたえることが出来るはずのですが、さすがに県1部で戦ってきたかながわクラブのほうが一枚上手だったようです。

Cobra vs かながわクラブこの後も両チームの攻め合いが続き、スピーディな攻撃やGKの好守にスタンドから歓声が上がります。かながわクラブ1点リードのまま時間が経過し、だんだんと選手に疲れが見え始めました。得点が必要なCobraのほうが消耗が早いようで、プレーの精度が少し下がってきました。Cobraは選手を次々と入れ替えて攻撃の活性を図ります。

残り時間が少なくなってくると、かながわクラブは無理に前に出ず、Cobraの攻撃を確実に阻止するという意識に変わりました。Cobraは相手ゴール前まで迫りますが、あと一歩のところで阻まれていい形でシュートを打つことができません。かながわクラブはうまく好守を切り替えました。

試合はこのまま1-2で終了。敗れたCobraは来季も2部で戦うことが決まりました。両チームとも「負けないこと」ではなく「勝つこと」にこだわりながら、悪質なファウルもないクリーンな好ゲームでした。

厳しい意見になりますが、この試合はCobraにとって必要な敗戦だったと思います。Cobraは今季のリーグ戦で、フットワーククラブ、FC ASAHI、横須賀シーガルズFCといった1部でも戦える力を持つチームに勝っていません。この戦績で昇格しても、1部の荒波に耐えることが目標になってしまうでしょう。来季は2部で負けることなく昇格を決め、その次には昇格初年度から上位を脅かす存在になってほしいと思います。Cobraにはそれだけの潜在能力があるはずです。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl8

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12/11【2部順位決定戦】横須賀シーガルズFC vs FCソシオス

今季のリーグ戦を第5位で終えた横須賀。総合9位決定戦の相手はBブロック5位のFCソシオスです。

横須賀のスターティングメンバー
FW:高田、木村
MF:大澤、長塚、吉岡、高原
DF:水野、川俣、池田、佐藤
GK:吉本

中盤は吉岡を底に置く今季のひとつのパターン。木村はやや下がり目の位置にポジションを取っているようです。などと確認していたら、左の水野が負傷してピッチの外へ。足首をひねったらしく、早くも小川と交代しました。もうベンチには岡崎監督しかいません。

横須賀の落ち着きがなくなっていたところにソシオスのフリーキック。緩やかな弧を描くように飛んだボールが直接決まってソシオスが先制しました。まだ前半5分ほどです。

早く落ち着きを取り戻したい横須賀ですが、ソシオスの素早いパス回しとサイドバックの攻撃参加に苦しみなかなかボールを支配できません。15分頃には突破を許して2失点目を喫してしまいました。

その後もソシオスは嵩にかかって攻め込んで来ます。右サイドの抜け出しにセンターバックが引っ張られたところにクロスボールを返されてピンチに‥陥るところでしたが、寸前にカバーに入った佐藤がカット。そのまま一直線に攻め上がり、寄せてきた相手選手を長塚とのワンツーパスでかわすとさらにドリブルで持ち込んでペナルティエリアまで侵入、そしてGKをうまく外して放ったシュートがゴールへ。佐藤の100m近い距離を走り抜いての圧巻ランニングシュートで横須賀が1点を返しました。

横須賀のフリーキックここから横須賀が攻勢に移ります。高原、長塚から木村にボールが集まり出し、そこに大澤と佐藤が絡んでソシオスを揺さぶるように厚い攻撃を仕掛けます。

しかしソシオスの守備もよく集中しており、ぎりぎりのところで横須賀の攻撃を弾き返しています。狭いスペースでお互いの間をボールがダイレクト且つスピーディに行き来する攻防は非常に見応えがあります。

横須賀はフリーキックのチャンスもありましたが、この時間帯に得点することができず、逆にまたもソシオスの早い攻撃にやられて前半に3点を失ってしまいました。ソシオスはシュートを多く打っているわけではないのですが、高い決定力で効率的に得点しています。

シーガルズvsソシオス後半。2点を返す時間は十分にあります。両チームとも前半と同様に長短のパスを繋ぐスタイルで、ボールが止まらない緊迫感のある展開です。

15分頃、横須賀のゴールキックが相手に拾われて速攻に遭い、DFが振られたところを付かれて失点。ソシオスのこの的確な攻撃は油断なりません。

3点を追う横須賀は、吉岡の攻撃参加などで前線でボールを支配する時間を増やし、チャンスを窺います。なんとかサイドを抜け出そうとしますが、ソシオスのDFが常に2〜3人でプレスをかけてきてラインの外へ押し出されてしまいます。攻守に渡って運動量の多い相手です。

横須賀は攻撃を繰り返し、ついに高田が左サイドを破ってシュート性の強いクロス、これに中央に入っていた大澤が合わせて2点目。続けて点が欲しいところでしたが、この後さらに1点を失い、最終的に2-5で敗戦となりました。

2005年度の横須賀シーガルズFCは2部総合10位でシーズンを終えました(昨季は総合8位)。

この試合は横須賀に中盤に「溜め」が利くゲームメーカーがいれば違った展開になっていたのではないかと思います。潜在力を感じさせる高原と吉岡のボランチ組に期待しています。ソシオスは昨季の対戦時に、特に攻撃面において横須賀と似たサッカーをするチームだという印象がありました。この試合でも自由度の高いなかなかおもしろいサッカーをしていました。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl7

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10/30【2部A 第10節】GSFC Cobra vs ALL Z

シーガルズの試合を観戦後、もう1つの気になる試合を見るために横浜の柏陽高校へ。お互い顔見知りが多そうなこの対戦、どちらも負ければ1部昇格が難しくなります。

Cobra vs ALL Z試合は開始から「走 vs 走」の速い展開。Cobraはドリブラーが多く、積極的に勝負を仕掛けていきます。対するALL Zはボールを奪ってから人数をかけて一気にCobraのDFの裏を狙うカウンタースタイル。両チームとも早い時間からシュートが多く見られます。

15分、Cobraが右からのコーナーキック。これが遠いサイドの選手にぴったりと合い、シュートが気持ちよく決まってCobraが先制。ここから徐々にCobraがペースを握ります。25分頃にはドリブル突破を仕掛けた選手が倒されてPKを獲得し、これを成功させて追加点を奪いました。ALL Zは前節のシーガルズ戦のときもそうでしたが、流れが相手に傾いたときの修正に手間取ってしまうようです。

Cobraが2点リードでハーフタイムへ。Cobraベンチからは、後半も自分たちのペースを維持してスコアは0-0のつもりで戦おうと声が掛けられています。

Cobra vs ALL Z後半が始まるとまさにその通りの展開に。Cobraはガムシャラに攻めてくるALL Zに冷静に対処し、ペースを崩さずに安定した試合運びを見せています。ALL Zには焦りが見え、後半中頃にはCobraの得点機を阻止した選手が2度目の警告を受けて退場になってしまいました。

これでCobraがさらに優勢になりました。前線ではトップ下とサイドのパス交換から何度もチャンスを作り、守備陣は攻撃の時間帯もコーチングを切らさず高い集中を保っています。

ALL Zは攻守ともに捨て身で対抗し、追加点を許さず、終了間際には立て続けに攻め込みましたがシュートは決まらず。2-0でCobraが勝利しました。

Cobraは今節の勝利で暫定1位となり、昇格の可能性を残すことができました。Cobraは若手主体のチームながら粗さはなく、ベンチワークと一体となった巧みな試合運びが印象的でした。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl6

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10/30【2部A 第9節】横須賀シーガルズFC vs FC ASAHI

会場は3回目の訪問となる上ノ原公園。厚木の北の外れ、相模原に近い場所にあります。

横須賀のスターティングメンバー
FW:高田、井浦
MF:谷本、長塚、田所、小川
DF:内野、高橋、川俣、佐藤
GK:吉本

前節からDFが全員入れ替わりました。サブメンバーは怪我を抱えている選手が多く、苦しいチーム状態が窺えます。

サイドを突破する佐藤選手横須賀は谷本を起点に攻撃を組み立てます。前節ではうまく機能しなかったパターンですが、この試合ではASAHIのプレスがさほどきつくないこともあって谷本によくボールが回ります。長塚が広い範囲を走って相手を引き出し、その隙にオーバーラップした佐藤や内野に向けてパスが出されます。

サイドの攻防では横須賀が優勢、FWには今季好調の井浦が入っており、先制できそうな雰囲気があります。

しかし最初の得点はASAHIでした。右からの速いクロスをゴール前でフリーになっていた選手に簡単に決められてしまいました。横須賀はセンターバックの間隔と、中盤までの距離が広いように見えます。ASAHIはそこを狙って攻め込みます。

前半の中頃、個人技で突破したASAHIの選手をGK吉本が倒してPKを与えてしまいましたが、これは吉本が右足1本で弾き出して事無きを得ました。ところがこの後に同じような個人突破を許し、2失点目を喫してしまいます。さらに前半終了近くにも1点を失い、横須賀は3点のビハインドでハーフタイムを迎えることに。

ASAHIは攻守の切り替えがはっきりとした組織的なサッカーをしており、フィニッシュではFWの個人技術が高いのでやっかいです。前半で3点を失ったシーガルズですが、ボール支配率は高く、いったんペースを掴めばASAHIの選手はなかなかボールに触れなくなります。ただそれが得点に結びつかず、逆にASAHIはチャンスをことごとくモノにしています。ASAHIから見れば非常に効率の良い内容でしょう。

吉本選手のゴールキッック後半に入っても同じような流れが続きます。

開始5分ほどにまたも個人技での突破から失点。横須賀で気になるのは守備時の「声」の少なさ。杉山を欠く守備陣はとても静かです。こういうときこそ高橋に支柱となってほしいと思います。

横須賀は攻撃に移ればASAHIに負ける面はほとんどなく、とても4点を追っているようには見えません。なぜ得点できないのか不思議なくらいです。途中、藁科を投入してさらにASAHIゴールを攻め立てます。シュート数も増えているのですがすべて「惜しい」で終わってしまいます。

後半30分頃にASAHIはもう1点を加えて5点差としました。横須賀は攻めながら得点できず、守備陣の集中力が落ちて失点するという悪循環。この後も得点できず、0-5で試合が終了しました。

横須賀がこれだけの点差で破れる試合はそうないでしょう。内容では負けていなかっただけに残念な結果でした。決定機を決められるかどうか、ちょっとした差なのですが、それを埋めるには十分な準備が必要なはずです。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl5

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10/16【2部A 第9・8節】ALL Z vs 横須賀シーガルズFC

逗子vs横須賀の“三浦半島ダービー”。シーガルズは2ヶ月半ぶりの県リーグです。会場は逗子市の久木共同グラウンド。雨上がりでピッチが水を含んでいます。

久木グラウンド
横須賀のスターティングメンバー
FW:長塚、高田
MF:谷本、木村、川俣、高原
DF:岡崎、池田、杉山、水野
GK:吉本

試合ごとに出場時間を増やしてきた高原がスタメン。久々出場の木村はFWではなくボランチに入っています。DFのタクタクコンビはお休み、いつもはキャプテンを務める石田もサブメンバー。キャプテンマークを付けているのは長塚です。ALL Zのメンバーはわかりません。

試合開始からALL Zが攻勢に出ます。豊富な運動量と素早いパス回しで中盤を支配し、前線へ鋭いボールを送って横須賀守備陣の裏を狙ってきます。横須賀はセンターバックの杉山と池田が弾き返していますが、そのボールを相手に拾われる率が高く、自分たちのペースに持ち込むことができません。横須賀がプレスをかけようとしても一歩手前でかわされてしまいます。

そのまま前半30分くらいまではALL Zのペースでしたが、横須賀は持ちこたえてゴールは割らせていません。するとALL Zは攻め疲れが出たのか、中盤に緩みが生じ、徐々に横須賀のボール支配率が上がってきました。

水野が繰り返しオーバーラップを仕掛け、高田の飛び出しや木村の攻め上がりも見られるようになり、横須賀ペースになってきました。しかしここで前半が終了。両チームとも点が欲しいときにとれなかったという印象です。

後半の開始は16時。さすがにこの時間になると薄暗くなってきます。

ALL Z vs シーガルズALL Zは後半に入ってもよく走ります。ただ前半ほど効果的ではなく、たびたび横須賀が中盤でボールを奪います。そこから谷本のパスで一気に流れを変えたいところですが、ここのコンビネーションが今ひとつ合わず、誰もいないところへパスが出るというもったいないシーンが見られます。

後半20分頃、ALL Zが自陣内のフリーキックから一気に前へ送り、中盤の少ないタッチからFWが横須賀の裏へ抜け出してGKと1対1に。ALL Zはこれを決めて先制。両チームとも前がかりになっていたため守備がやや手薄になり、そこを先に突いたのがALL Zでした。

1点が必要な横須賀は木村を前線へ上げ、流れを変えるために石田を投入。キャプテンマークが長塚から石田へ渡されました。ALL Zの選手からは「7番注意!」の声が飛びます。

攻撃に重点を置く布陣となった横須賀はその後もメンバーを入れ替えながら得点を狙いますが、なかなか決定機が作れないまま時間が過ぎていきます。石田も本調子ではなさそうで、ALL Zのマークもあってゲームメイクが難しそうです。

そろそろロスタイムかと思われた時間、横須賀のボールをカットしたALL Zが速攻を仕掛け、前に出ていた横須賀守備ラインを難なく突破して決定的な追加点が決まりました。1失点目と似た形でしす。リスク覚悟で点を取るしかなかった場面では仕方のない失点でしょう。このあとすぐに試合終了となりました。

三浦半島ダービーは2-0でALL Zの勝利。ALL Zはさすがに県リーグ1部も経験しているだけあって、個人技も体力も高いレベルにありました。シーガルズは試合を通して中盤で形が作れず、持ち味を発揮できなかったのが残念でした。逆にシーガルズのサッカーが絶妙なバランスで成り立っていることがよくわかる試合でもありました。守備面では池田、岡崎のベテラン勢が奮闘し、水野の献身的なプレーも目を引きました。

ALL Zは今節の勝利で1部復帰への望みを繋ぎ、一方のシーガルズは中位へ後退することとなりました。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl4

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07/31【2部A 第7節】横須賀シーガルズFC vs フットワーククラブ

寒川中学校でのナイトゲーム。ピッチは平らでよく整備されていますが、一角にマウンドがあります。対戦相手のフットワーククラブは現在首位の強豪です。

円陣を組むシーガルズ横須賀のスターティングメンバー
FW:高田、井浦
MF:大澤、長塚、吉岡、佐藤
DF:内野、高橋、杉山、水野
GK:桜井

センターサークルに長塚という見慣れない光景でキックオフ。横須賀のフォーメーションが変更されているようです。

これまでは中盤に4人の選手を四角形に配していた横須賀ですが、この試合では吉岡がボランチとしてDFラインの前に入り、大澤と佐藤が左右の前方に張っています。攻撃陣は高田の1トップのようにも見え、長塚がFWに近い位置まで上がったり、逆に井浦がトップ下に入ることもあります。

試合は序盤から動きます。フットワークの右からのシュートのようなセンタリングのような強いカーブがかかったボールが横須賀ゴールへ入ってしまい、フットワークが先制します。時間はまだ10分にもなっていません。

すぐさま反撃に出る横須賀。佐藤が右サイドを一気に駆け上がり、フットワークDFを振り切ってマウンドを乗り越え右足一閃。きれいな弾道のシュートがゴール左上に決まり、同点に追い付きました。

さらに攻撃を仕掛ける横須賀。佐藤に加え、高田、井浦、長塚が次々と飛び出していきます。フットワークはそれに気を取られたのか、左の大澤をフリーにしています。その大澤が右からのパスを受け、豪快なシュートを叩き込んで早くも横須賀が逆転。

横須賀陣内に攻め込むフットワーク今度はフットワークの反撃。自陣から中距離の速いパスを繋いで攻め込み、チャンスがあればどんどんシュートを打ってきます。その中からミドルシュートを1本決められて2-2の同点に。

まだまだ攻撃の手を緩めない横須賀は、またも佐藤が右サイドを突破。まるで1点目の再現を見ているかのようなシュートが決まり、横須賀が3点目を獲得しました。新フォーメーションがうまく機能しています。

前半だけで3-2という目まぐるしい展開でハーフタイムへ。試合は決して大味ではなく、両チームともスピードを活かして一瞬のチャンスを窺うという強い緊張感の中で進行しています。

後半に入ると動きが落ち着いてきたものの、攻撃に移ったときの速さ・鋭さはどちらも変わらず、前半同様の緊張感が漂っています。

フットワークはパスを回しながらボールを保持し、試合は横須賀陣内で進行する時間が長くなってきました。横須賀の守備陣は相手の進入にも高い集中力を保って対処しています。一度フットワークのコーナーキックからゴール前で混戦となる危ないシーンがありましたが、最後はGK桜井ががっちりとキャッチ。スコアは3-2のままです。

残り20分ほどになって両チームとも苦しい時間帯に差し掛かったとき、フットワークに疲れが見えました。足先のコントロールにずれが生じ、ボール保持が難しくなってきたようです。

横須賀は中盤の選手を入れ替えて運動量を持続させ、フットワークを押し返します。佐藤が三たび右サイドを破ってシュートを放ち、これは決まりませんでしたが、この時間帯に前半と変わらないプレーを見せて相手にプレッシャーを与えたことでしょう。

1点リードの横須賀は余裕を持ってフットワーク陣内でボールをキープ。フットワークには諦めの表情が見えます。最後はFW高田に代えてDFの池田を前線に投入して全員で守り切り、見事に3-2で勝利を収めました。

得点経過で見ると前半で試合が決まった形ですが、勝敗を分けたのは心理面の強さが要求された後半でした。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl3

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06/26【2部A 第5節】西湘クラブ vs 横須賀シーガルズFC

富士フィルムグラウンドピッチ会場は南足柄市の富士フィルム辻下グラウンド。ピッチは一部が砂で、大部分はラインが見えないほどに伸びた草に覆われています。

横須賀のスターティングメンバー
FW:高田、井浦
MF:石田、川俣、谷本、長塚
DF:内野、高橋、佐藤、水野
GK:吉本

対戦相手の西湘クラブは下位に沈んでいます。無敗ながら引き分けが多い横須賀としては、ここで大勝して弾みをつけたいところです。ところがこれがそう簡単にはいかず‥。

横須賀は序盤からピッチ状態に苦しみ、パスがつながらず、ドリブルもままなりません。そこへ西湘クラブが人数をかけて守ってくるので、横須賀はボールを落ち着かせることができず、FWはほとんどプレーに絡めずにいます。

西湘クラブの攻撃はカウンターが主体。攻めに移ったときは前線の選手が左右に大きく広がり、ピッチ全体を使って攻め込んできます。ときどき危ないシーンがありますが、シュートミスに助けられてなんとか失点を免れています。

前半はずっと同じような流れで終了。横須賀にしては珍しく創造性に乏しい展開です。

メンバーはそのままで後半開始。横須賀は中盤の4選手が互いに距離をとり、前半よりもスペースを確保したフォーメーションに見えます。しばらくは前半同様に攻めあぐむ横須賀に対し西湘クラブがカウンターを仕掛けるという展開が続きます。

西湘クラブvs横須賀シーガルズFC後半20分頃からようやく横須賀の攻撃が機能し始めます。川俣が前後に動いてバランスをとり、谷本や石田がフリーとなる時間が増え、FWへパスが供給され始めました。横須賀は高田を下げて藁科を入れ、攻撃陣の運動量を確保します。

西湘クラブのカウンターを凌ぎながら得点を狙う横須賀。しかしゴール前のフリーキックやコーナーキックからも点が入らず、時間はどんどん過ぎていきます。

残り数分となったところで、ゴールからやや距離のあるところでボールを受けた谷本が思い切り良くミドルシュート。このボールが伸び、相手GKの手とポストとクロスバーの間、まさに“ボール1個分”の隙間に決まりました。ようやく横須賀が先制です。

このあとメンバー交代があってバランス面がちょっと不安でしたが、無事1-0で試合を終えることができました。横須賀は固いサッカーに陥ることがない反面、ピッチ状態や全体のイメージの持ち方が試合運びに大きく影響するということを改めて感じました。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl2

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05/08【2部A 第1節】横須賀シーガルズFC vs いずみクラブ

神奈川県リーグ2部Aブロック、横須賀シーガルズFCの開幕戦です。相手は3年連続で同ブロックとなった鎌倉市のいずみクラブ。会場は横浜市の長坂谷公園。ピッチは芝でやや凹凸があります。

横須賀のスターティングメンバー
FW:高田、桜井
MF:大沢、石田、杉山、長塚
DF:内野、高橋、佐藤、水野
GK:吉本

新加入の大沢、水野、吉本が早くもスタメンです(GK登録は吉本1名しかいないようですが‥)。

競り合う大沢選手キックオフ。横須賀ペースで始まったものの、いずみクラブの強いプレスとボールの押さえが難しいピッチにてこずり、中盤でボールを奪われる場面多くなり、次第に流れがいずみ側へ傾きます。

いずみは積極的にディフェンスラインの裏を狙ってきます。何度かシュートを放たれましたが、枠を外れたり、GK吉本の安定したセーブでゴールを割らせません。

いずみの攻めきれない状態が続いたあとは再び横須賀ペース。しかしこちらもなかなか攻めきれません。選手間の連携やポジショニングにまだ多少慣れていない部分があるようです。桜井が足を痛めて木村と交代するというアクシデントも。

前半30分頃、いずみがカウンターから横須賀の手薄になっていた守備の間を狙い、ミドルシュートを決めて先制します。なかなか思うようにならない横須賀は大沢に代えて川俣を投入、中盤の安定を図ります。

水野選手のフリーキック後半に入ると横須賀の攻めの時間が増えてきました。前へという意識がいずみクラブを上回り、何度か決定機が訪れますが、シュートがクロスバーに当たったり、GKをかわしてもDFにクリアされたりとあと一歩のところで届きません。

横須賀はさらに井浦と吉岡を投入して1点を狙いに出ます。しかし逆にいずみのカウンターにひやりとさせられるシーンがあり、時間が経つほど苦しい展開になっていきます。

終了間際にいずみの選手が足を痛めて倒れ、試合が一時中断しました。時間稼ぎの意味も大きいでしょう(倒れていた選手は痛いはずの足を引っ張られてフィールドの外へ出されていました)。試合が再開し、あとは時間が過ぎればいいだけのいずみクラブ。ここで気の緩みが出たのか、横須賀の井浦にフリーでボールを持たせてしまいました。

井浦は遠めの位置から迷わずシュート。ドライブがかかったボールはGKの頭上を越えてゴールネットに突き刺さり、土壇場で横須賀が同点に追いつきました。間もなく試合が終了し、横須賀の今期初戦は1-1の引き分けでした。

いずみクラブ戦は3戦負けなしではありますが、横須賀の特徴を知っているだけに難しい相手です。そこに負けなかったという経験は、今後リーグを戦っていく上で活きてくるはずです。

http://www.y-footballers.net/report/ksl05.html#ksl1

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