10/5【神奈川県シニアリーグ四十雀1部 第7節】横須賀 vs 茅ヶ崎
会場は県立大楠高校。自宅から自転車で10分の場所です。過去の四十雀リーグでは優勝を含む上位の成績を残している横須賀四十雀。しかし今年はここまで2勝4敗で下位に沈んでおり、降格もちらついています。今日の対戦相手の茅ヶ崎四十雀は現在2位。このクラブも過去のリーグ戦で横須賀同様の成績を収めている強豪です。
会場に到着したのは試合開始から数分後。試合の第一印象は“みんな若い!”。本当にOver40?と思ってしまうような選手ばかりです。体育の先生が集まって試合をしているようなイメージです。もっと「おじさん体型」を想像していたのですが(失礼)。ユニフォームは横須賀が赤のシャツに黒のパンツ、茅ヶ崎は水色のシャツに白のパンツです。
早い時間帯から劣勢の横須賀。ほとんどが横須賀陣内でのプレーです。しかし横須賀は全体の守備意識が高く、押されている状況ながら決定機を作られる場面はありません。横須賀はボールを奪うとサイドへロングパスを送り、そこから手数の少ないスピードに乗った攻撃を仕掛けます。堅守速効タイプの戦術のようです。とは言っても、攻めさせているわけではなく、攻められているということは間違いなさそうです。
茅ヶ崎は横須賀とは対照的にどんどん前へ攻め上がります。ドリブラーが多く、ひとりひとりのボール所持時間が長いのが特徴です。これが横須賀には幸いしているようです。横須賀はプレスが早いので茅ヶ崎の選手はボールを離すタイミングが遅れ、横須賀陣内深くまで攻め込んでも決定機に結びつけることができません。
両チームとも絶えず指示が飛び、ちょっとした気の弛みで均衡が破れそうな緊迫した展開。前半はそのまま0-0で終了。30分ハーフです。
後半開始。茅ヶ崎は攻め疲れたのか攻めの速度が鈍り、横須賀に攻撃のチャンスがたびたび訪れるようになりました。横須賀はサイド攻撃が中心。中盤の選手の視野が広く、両サイドに効果的なパスが供給されています。しかし中央が手薄で、なかなかシュートの本数が増えません。ゴール前の直接フリーキックなど惜しい場面もありますが、得点には至りません。
攻勢に出たことが影響しているのか、前半は効果的なプレスからボールを奪取していた横須賀守備陣が、ラインの外へボールを逃がして危機を回避することが多くなってきました。その中から生まれた茅ヶ崎のコーナーキック。ゴール前で混戦となり、ゴールエリア外へボールがこぼれました。そこへ走り込んできた茅ヶ崎の選手が勢いに乗ってシュート。きれいな軌跡を描いてゴールイン。GKもこれは取れないでしょう。茅ヶ崎が1点先制です。
時間がありません。横須賀は攻めますが、茅ヶ崎が守備を固めてきたため中盤でスピードが落ちてしまいます。茅ヶ崎の銀髪ドリブラーによるカウンター攻撃に警戒するため、必要以上の人数を攻撃に割くことは危険です。リードされている不利な局面でも「抑え」を効かせたサッカーを続ける横須賀。浮き足立つことのない姿勢はベテランならでは。横須賀はこの後もゴールを奪うことができず、0-1で敗戦となりました。
シニアリーグの試合は、選手間の能力差がなく、完成された選手たちによって組み立てられる組織サッカー。前後半30分、非常に密度の高い試合内容でした。
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